奉仕・ボランティアグループ

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聖アンデレ教会では、教会内外の働きのための様々なボランティア活動や、そのための奉仕グループがあります。主な活動やグループをご紹介します。

オルター・ギルド / 聖アンデレ教会聖歌隊 オーガニスト会 / 聖アンデレ教会同胞会(BSSAC)

浅草日曜給食支援ボランティア / その他の奉仕グループ

オルター・ギルド

 オルター・ギルドとは祭壇奉仕者グループのことで、礼拝に用いられる多種多様な祭服や聖器・祭具を準備し、手入れをすることがオルター・ギルドの役割です。

 司祭や執事が着用する祭服は、着用する場面や役割、季節によって違いがあります。これらの祭服を礼拝終了後、決められた形に畳んで、次の礼拝時にすぐ着用できるようにしておきます。中には長い歴史を経て使用し続けている祭服もありますので、日頃のメンテナンスも重要な役割です。

 祭具にも様々なものがあります。まずローソクの準備、聖餐式で用いられるチャリス(聖杯)やパテン(皿)、ブレッド・ボックス(聖餐式のパンを入れる蓋付きの入れ物)やクルエッツ(ワイン、水を入れる水差し)、ラバボ・ボール(聖餐式で司祭が指先を洗うための小さなボール)の洗浄や手入れがあります。聖布類・・・コーポラル(聖餐式の時、聖卓の上に敷いてチャリスやパテンをその上に置く。主イエスを葬る時に用いた布を象徴している)やピューリフィケーター(聖餐の時、チャリスやパテン、司祭の指先などをぬぐうために使う布)、ラバボ・タオル(司式司祭が聖別の前、奉献の後に手指を清める際のタオル)、聖卓全体を覆うフェア・リネン・クロスやクリーデンス・テーブル・クロス、といったリネン類・・・の洗濯やアイロンがけも重要です。このように、礼拝を見えないところで支えているのがオルター・ギルドで、信徒がこの役割を果たしています。聖アンデレ教会では約12~13名のオルター・ギルドが活躍しています。

 オルター・ギルドの仕事には、細心の注意と礼拝に関する十分な知識が求められますので、ナザレ修女会のシスターを招いて講習会などを開き、理解を深めるように努めています。


ベストリーでのアイロンがけ

聖アンデレ教会聖歌隊

 聖歌隊とは、音楽・歌うことを通して自らをお献げする礼拝奉仕者です。常により豊かな礼拝を目指して活動しています。メンバーは現在約20名、80代から30代までの豊かな年齢層の隊員を持ち、皆が心を一つにすることで美しいハーモニーを奏でます。より良い奉唱のために、月に2回プロの指導者によるトレーニングを受けています。

 声を合わせることの喜びを感じ、礼拝奉仕をされたい方は、是非ご参加ください。年齢、性別は問いません。いつからでも大歓迎です。隊員一同お待ち致しております。


活動内容
♪奉唱


毎主日の聖歌
チャントのリード
月一回のアンセム奉唱
大礼拝のアンセム他奉唱
唱詠晩祷のアンセム他奉唱(夏季に1回)
聖婚式、葬送式での奉唱

♪レッスン

月に2回 指導:奥村泰憲(おくむら やすのり)

♪自主練習

主日午前10時
主日愛餐会後30分

♪総会

年頭に開催

指揮・指導 奥村泰憲(おくむら やすのり)
メンバー ソプラノ9名、アルト5名、テナー4名、バス3名


聖歌隊による奉唱
聖歌隊による奉唱

オーガニスト会

オーガニストは、毎主日の聖餐式や「子どもと祝うユーカリスト」、毎水曜日10時半からのレクイエム等で、礼拝開始前の前奏や終了後の後奏、聖歌やチャントの伴奏などの奉仕を行います。礼拝で用いられる聖歌も、オーガニストが牧師と相談して決めます。聖婚式(結婚式)や葬送式での奉仕も重要な仕事です。

現在、聖アンデレ教会の聖堂には、パイプオルガン、ピアノ、ハモンド社製電気オルガンが備えられ、10名のオーガニストが活躍しています。ご奉仕頂ける方を募集していますので、自薦他薦を問わず、お気軽にお申し出下さい。


オーガニスト

聖アンデレ教会同胞会(BSSAC)

聖アンデレ教会同胞会(Brother&Sisterhood of St. Andrew’s Church 略してBSSAC)は、2013年12月30日に新たに結成された、聖アンデレ教会の男女等の信徒で構成される組織であります。当会の活動目的は、当教会とその牧師の使命を果たすことに全面的に協力することにあり、この目的を遂行するためには、①「洗礼時の約束」の実行、②「祈りと奉仕と学び」の実践、さらに③使徒聖アンデレの話に由来する運動の実践を必要とするものとしています。現在の会員数は43名(2014年4月末日現在)で、毎月第4金曜日午後7時から月例会を開催し、「祈りと奉仕」のモットーに「学び」を加えて輪読等の勉強会を行なっています。

我々は今後も、聖アンデレ教会とその牧師が使命を果たすことに対して、全面的に協力して行く所存です。同時に次の世代を背負う人々が育つことを、切に願っています。以上の趣旨に賛同し入会を希望される方を大いに歓迎しお待ちしています。


浅草日曜給食支援ボランティア

同じ日本聖公会の教会である浅草聖ヨハネ教会(台東区蔵前)では、日曜日に生活困窮状態にある方々への給食活動を行っていますが、聖アンデレ教会ではこの活動を支援するために、有志で毎週必要な弁当(炊き込みご飯)約300食のうち200食を作り、浅草に届けています。また、5週月の最終週は聖アンデレ教会有志が全食分を用意、持参して浅草聖ヨハネ教会で給食活動と周辺の美化活動を行っています。

15年ほど前から少数の方々のために始めた給食活動が、徐々に数を増やし、一旦500食以上ともなりましたが、現在は300食前後の配食数となっています。このような給食をしなくてもよい、誰もが生活に困らない世の中、社会になることを祈りつつ、活動を継続せざるを得ないのが現状です。みなさまのご理解とご支援をお願いします。


その他の奉仕グループ

上記のほかにも、毎主日の聖餐式後の昼食を準備する「食グループ」、献品や手製のクッキー、ジャムなどを販売して対外献金としてお捧げする「ワゴン部」、「英会話の集い」、重症心身障害児者施設の「秋津療育園」の援助グループ、お見舞いカード作成などを行う「一の会」、礼拝中にこどもたちの遊び場を提供するグループ、海外の営農指導者を育成する「アジア学院」を支援するグループなど、教会内外の活動をサポートする様々なグループ活動があります。